爽やかな日差しが降り注ぐ心地よい季節が訪れました。これからの時期に最適なアイテムを手に入れたくなる時期です。
Klaxonは、着用するほどに深みが増し、長く愛用できる服を常に発信してきました。そこで今シーズンに特におすすめの8つのアイテムをご紹介いたします。セルビッジデニムや吊り編みTシャツ、ヴィンテージ感を彷彿とさせるシャツ、そして頑丈なバッグなど、何度も手に取りたくなる魅力的な商品ばかりで、現代にふさわしいだけでなく、時代にとらわれない理想的なアイテムです。
さらに今回はKlaxonの物語において重要な役割を果たしているThe Strike Goldの創業者、当社濱本よりインスピレーションやエイジングについてなどThe Strike Goldのジーンズの背景にあるお話をインタビュー形式で皆様にお伝えします。
それでは、早速ご覧いただきましょう。
1. SGT001 – The Strike Gold LOOPWHEEL T-shirt

糸には14番単糸を使用しており、時間をかけて編まれた生地は非常に丈夫で、洗濯を繰り返してもヨレにくく、着始めた瞬間から快適に過ごせます。
暖かい気温の日は一枚で着てもかっこいい、そんな信頼感のあるTシャツです。

2. SGT2401 – The Strike Gold Heavy Henry-neck T-shirt

3. SG5103 – The Strike Gold Classic Series 15oz Selvedge Jeans (Classic Straight)

太すぎず細すぎないクラシカルなストレートカットは、どんなスタイルにも合わせやすく、長く愛用できるデザインです。
4. SG7103 – The Strike Gold Super Slubby 17oz Selvedge Denim

デニムの奥深さを再認識させてくれる、それがThe Strike Goldの「SG7103」です。このジーンズは、17オンスのスーパースラブセルビッジデニムを使用しています。豊かな風合いと深み、そして穿き込むほどに現れる大胆な色落ちが魅力で、長年ジーンズのエイジングを楽しんできたヘビーユーザーにとっても、新たな発見を与えてくれる独特の味わいが魅力です。
特徴的な肌触りと確かな品質と経年変化を楽しみたい気持ちを叶えてくれる一本です。
5. SGJ50S – The Strike Gold Classic Series 50’s Denim Jacket

一枚で存在感を放つこのジャケットは、涼しい春の朝やこれからの夏の夜のコーディネートにぴったりです。
これからの季節の装いに、SUNSURFのレーヨンアロハシャツはいかがでしょうか。
このデザインは、1940年台に映画「ターザン」の主役を務めたジョニー・ワイズミュラーが着用したことでも知られ、瞬く間に人気となりました。
SUNSURFは深みのある色合いと動きのある滑らかなレーヨン素材でこのシャツを再現しました。レーヨンは肌触りが良く、通気性に優れているので、暑い季節でも快適に着用できます。魅力に溢れたこのシャツは、まだ夏ではなくてもあなたの夏気分を盛り上げてくれるでしょう。
7. SH39494 – STAR OF HOLLYWOOD “OWL” Typewriter Cotton Shirt
ミッドセンチュリーの美しい時代を、完璧なプリントで再現しました。1955年に描かれたフクロウのデザインを復刻したオープンカラーシャツは、現代でも思わず目を奪われます。
素材はタイプライターが打てるほど高密度なことからタイプライタークロスと呼ばれ、軽やかでありながらしっかりとした質感を持ったコットン生地で、春から初夏にかけての着用に最適です。ボタンを留めても、開けて着用しても、さりげなく存在感を放つので、繊細な色彩とディテールがあなたの毎日に彩りを添えるでしょう。
8. BR02833 – BUZZ RICKSON’S Type G-3A H.B.T. Bag
ミリタリーの歴史と実用性を兼ね備えたアイテムもおすすめです。 第二次世界大戦中にパイロットが使用していたこちらのバッグは、TALONジッパーやハードコットンキャンバスのH.B.T.(ヘリンボーンツイル)生地など、ディテールにもこだわりがあります。
コンパクトなサイズ感ながら収納力もあり、デイバッグとしても、旅行のお供としてもお使いいただけます。頑丈な作りと細部までこだわったデザインを、あなたのコーディネートのアクセントに取り入れてみてはいかがでしょうか。
The Strike Goldの創業者/デザイナーへのインタビュー
季節の定番について語る際には、Klaxonの基盤となっているブランド創業者の話を外すことはできません。The Strike Goldの創業者でありデザイナーである当社濱本より、ブランドを作る上でのアイデアの源、デニムの経年変化がデザインに与える影響、そして最も誇りに思う作品について、皆様にお話しさせてください。
1) あなたはブランドや製品を作る際にインスピレーションをどこから得ていますか?
アイテムごとの細かなディテールなどは、実際に手にするビンテージの現物や古い資料からアイデアを膨らませていることが多くあります。
また、数多くの映画やドラマなどを見てデザインのアイデアを得ることもあります。
TSGのアイテムは、1940~1960年代のミッドセンチュリーアメリカの世界観をイメージしてデザインしますが、当時のビンテージそのままを再現するのではなく、もしその時代にTSGが存在していたとすればといった空想から、あくまでもオリジナルとして生み出しています。
2) あなたが製品をデザインする際に、デニムのエイジングはデザインにどのように影響していますか?
デニムのエイジングは、大きく分けるとデニム生地そのものが生み出すフェード(色落ち)感の特性と、縫い重なった個所や着用から生まれるパッカリングとに分かれます。
デニム生地のフェード(色落ち)は、デニム生地自体の組織に依存します。綿花の種類、糸の紡績、撚糸、染色、織布など様々な要因からデニム生地の特性が生み出されます。
TSGで開発しているオリジナルデニム生地は、そうしたすべての工程をオリジナルのレシピを組んで織り上げています。
パッカリングは、パターン(型紙)の形成、縫製の仕様、糸の太さやムラ形状の違い、ミシンの運針の量、上糸下糸のテンションの調整などが大きな変化の違いを生み出します。
こうしたそれぞれの工程を一言で説明することは不可能です。
単にジーンズという形を作るだけであれば多くの問題はありませんが、TSGのジーンズではデニム生地と縫製のマッチングを数十か所に上るそれぞれの縫製個所ごとに縫製のテクニックを使い分けてエイジングの検証を繰り返しながらベストなパッカリングを目指して製作しています。
3) ブランド創業者のあなたが一番のお気に入りの商品は何ですか?そしてその理由はなんですか?
TSGで開発したどの生地にも、とても多くの思い入れがあります。
簡単に完成した生地がないからです。
新たに生み出さなければならない技術や、非常に困難な技術を求めるため、嫌がる職人を宥めることが最大の仕事である場合もありました(笑)。
そうした中でも、もし最も誇りに思う生地を選ぶとするなら、「Classic series(SG51XX)」で採用されている生地でしょうか。
意外かもしれませんが、"The Strike Gold"のデニム生地のアイデアの中心には、いつも「Classic series(SG51XX)」のデニム生地があり、これがその他の生地でもアイデアのベースになっています。
またシルエットは、やはりクラシックストレートでしょう。
昔からあり、今もあり、これからも無くならないであろう正に王道のシルエット出ると自負しています。
★★★★★
最後に
季節ごとの定番アイテムは、流行に左右されることなく、長期間にわたって愛用できるものです。今回ご紹介したアイテムは、色の変化、素材の質感、着用時の感覚など、それぞれに特有の魅力を持っているので、ぜひあなたにぴったりの1着を見つけてください。
いつもKlaxonコミュニティへのご参加、そして私たちの技術とこだわりの詰まったブランドへのご支援をいただき、誠にありがとうございます。
今シーズン、あなたにとって心に響くアイテムは何でしょうか?Instagramで@klaxon_storeや@thestrikegold_officialをタグ付けして、ぜひお知らせください。