岡山・児島で生まれた「TENRYO DENIM(天領デニム)」は、伝統的なクラフトマンシップと現代の感性をかけ合わせた、心地よく伝統を纏えるデニムを届けています。
流行や派手さではなく、着る人に寄り添う“ちょうどいい一本”。
その背景にあるコンセプト「Brand-new Classic(真新しいクラシック)」に込めた想いをご紹介します。
Brand-new Classic ― 真新しいクラシックとは?
「Brand-new Classic」は、TENRYO DENIMが伝えたい中心的な価値観です。
それは、岡山・児島に受け継がれる不変の職人技と、今の時代に合った自由な感性を掛け合わせて生まれる、真新しいクラシック。
目指しているのは、日常の中で自然に馴染み、流行に左右されずに長く愛されること。
伝統を感じながらも堅苦しくない、“普遍的な魅力”を備えたデニムを、一着ずつ丁寧に仕立てています。
岡山の職人技が息づく、誠実なものづくり
TENRYO DENIMの原点は、ジーンズの聖地・倉敷児島のクラフトマンシップ。
長年の経験をもつ職人が、縫製から生地選びまで細部にこだわり、静かで芯のある一着をつくり上げます。
派手な演出よりも、着る人にとって“信頼できる存在”であること。
それがTENRYO DENIMの考える、岡山らしい誠実なものづくりです。
感性に響く、さりげない個性
クラシックな佇まいの中に、そっと光る“らしさ”。
- 海の色を思わせる深く豊かなブルー
- 着たときに整う美しいシルエット
- 見えないところまで、丁寧に仕立てられた縫製
そうした“さりげなさ”の積み重ねが、自分らしさを引き出す一着になっていきます。
主張しすぎず、でも確かに個性を感じる。
それがTENRYO DENIMの魅力です。
“ままかり”に込めた地域への思い
ポケットの刺繍に施された「ままかり」は、岡山の郷土料理。
“ご飯(まま)を借りに行くほど美味しい”という意味をもつこの魚に、人の心を動かすものづくりへの想いを重ねました。
TENRYO DENIMでは、伝統と地域の記憶に、新しいアイデアと遊び心を添えて、ひとつひとつのディテールにもストーリーを込めています。
「心地よく、伝統を纏う」という選択
情報があふれ、選択肢もスピードも加速し続ける時代。
だからこそ私たちは、「立ち止まって選ぶ」ものの意味を見直したいと感じています。
たとえば、それは履き心地や丈夫さだけでなく、「どこで、どんな想いで、誰がつくったのか」という背景ごと選ぶこと。
ものづくりに向き合う作り手の姿勢や、地域に根ざした記憶ごと、身につけるという選択。
TENRYO DENIMは、そんな選び方ができるデニムでありたいと考えています。
心地よさとは、ただ肌触りのことだけではなく、着る人の価値観とフィットすること。
それが私たちの言う「心地よく、伝統を纏う」ということです。
これからも、「真新しいクラシック」を
TENRYO DENIMは、流行を追うブランドではありません。
けれど、変化を拒むブランドでもありません。
変わらないものを大切にしながら、今の暮らしや感性にそっと寄り添う。
そんな“これからのクラシック”を更新していくブランドでありたいと願っています。
これからも、地域と向き合い一着ずつ、“心地よく伝統を纏える”デニムを届けていきます。